うみのくるしみ

よっこらしょっと重い腰をあげてさ

失業クイーンの現在

悲しいほどに何も思いつかなくて不安になる。また明日に何かが繋がっているんだろうか。どうして同じ体を毎日毎日、使わないといけないんだろう。どうして毎日毎日、学校に行かないといけないんだろう。明日に繋がるものが何もなくて、なのに起きたら体は私で気づいたら一年が経っていて、何になるんだろう私たち。有るものになるのかな、それとも無くなっちゃうかな? どう思う? 積み上がっていくのかな、それとも減っていって最後は無くなっちゃうのかな。どっちでもいいね、あーどっちでもいいね。パンツが、なんかいっぱい干してあった。どうでもいいね。早朝まだ始発がなくて寒かった、あれは何月のことだったっけ。青梅街道と山手通りが交わるところまで行きたかったけど諦めてタクシーに乗った。それでセブンイレブンでおにぎりを買った気がする、家に帰って夕方まで眠った気がする、そんな土曜日があったと記憶している。失業クイーンが流れる部屋で制服のスカートのウエストを何度も、上手に折れる女の子のことを書いた。少年のことを書きたかった。あなたは誰ですか私ですね、そういう話で、どんな話だったかはほとんど覚えてないんだけどなんか言いたかったような、どうしようもなくて今もどうにもなってないけど点と点が繋がっていて。