うみのくるしみ

よっこらしょっと重い腰をあげてさ

本屋さん楽しい

温泉に行く前に、一人で本屋さんにふらっと立ち寄ったらもう楽しくて楽しくて、何を読もう、何を買おう、どうしようかしらと浮かれていてそんな自分に驚いた。変わったなと。
変わったというか、抜けたというか。

ここ何年か、二年くらいか?本屋さんに行くと気分が暗く塞いで結局何も買わずに出てくることが続いていた。たぶん焦りと書けないことへの苛立ちとかどうしたらこんなの書けるのってくらいの傑作への嫉妬とか。一生かかっても到達できない域だ、なんだ今書いてるアレの駄文はなんて思って。純粋に楽しめない、本も読みたくない時期が長かった。小さいころは読み聞かせも図書館も借りてきた本を読むのもあんなに楽しかったのに、なんかもっと気楽に生きたいな、あーもう考えるのやめよ。

で、苦しい度に意識的にサクッと考えるのをやめて、米を炊いたり菜っぱを茹でたりと、要は「生活」に重きをおいて、小説のことを考えない、書かない態度を責めずにいる日々を繰り返したところ、なんかケロッと楽しいじゃんと思えたのである。(である。w)

である。笑